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風を切る

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お客さんの真意は、、

●今朝一番のお客さんは、先週修理に来られた方で少し興奮気味に話し掛けてこられました。「先週タイヤを換えてもらったけど、もうこんなになってる。他も修理をしてもらったけど、修理する値打ちが、この自転車にあったか?実は新しく買うはずで先週ここに来ていた。」このお客さんの仰りたい事は2つです。①新品のタイヤなのにパンクした。②古い自転車なので、お金を掛けて修理をするなら新車に乗り換えようか迷っていた。
先週の記憶を辿りながら話を紐解いていきました。まず、タイヤ交換の依頼を受け、ライトやカギも、、とお客さんが仰いました。修理を終え支払ってから思った金額と違っていた。
当方の言い分は、「古い自転車ほど敬意を払って修理をさせて頂きます。乗り換えようかと迷ってることを何故最初に言わない。」です。ただこちらにも不親切な所がありました。修理金額を最初に示さなかった事です。長年の習慣で、聞かれないと言わない。
実は、自分がいつも思っていた事で同業者ともよく話題になります。「殆どのお客さんは、修理作業に掛かる前に見積もりを聞かないけど何で?」おそらくお馴染みさんが多いので信頼を得ているし、お客さんが相場をご存知だからとの結論に至ります。
このお客さんも話しが進んでいく間に打ち溶け「ご主人の都合もよく分かりました。客商売は難しいですね。」と、笑顔で話して頂け理解を得たようです。日頃、お客さんの真意を出来るだけ正確に把握できるよう、表情を察しながら仕事をしていますが、改めてお客さんに教えて頂いた。こうして再来店し、ご注意頂けるお客さんは有り難い。
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朝晩はめっきり寒くなり、もうすぐ冬の到来を感じさせる。木々の紅葉が日一日進んでいますが、日中は、人恋しい物寂しい秋を飾る言葉とは程遠い陽気がまだ続いています。
by kazewokiru | 2009-11-14 15:59 | 輪談 | Comments(0)

特技「余計な一言」      職業「街の自転車屋」since1985


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