風を切る

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カテゴリ:人間観察記( 79 )

東北にいる「おじん」

    お母さんは、家族皆に愛されてます。身内で2日連続してMother's Day 開催でした。

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      外遊は虚言です。外遊するほどの余裕は持ち合わせておりません。(笑)
      kazewokiru blogを思う所が有って、ちょっと休止しようと考えておりましたが、
      数少ない読者から、「どうした?何かあった?facebookはupしてるのに」
      お声を頂戴し、考えてみれば、休止するほどの訳も無くなりましてね。再開。

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       facebook愛犬繋がりで、東北在住/自称おじんと親しくさせて頂いています。
        おじんは、67歳になられますが、30歳の時に下半身不随の病を発症され、
        それ以降は、今も車椅子での生活をされています。
        
        発症当時、奥様子供さんとの生活が有り、仕事を探し求めるのも一苦労だった。
        職場の玄関は2階にあり、腕の力で体を持ち上げお尻で階段を上がって行った。
        障がい者にとって、日々の暮らしは、我々には思いも寄らない。
        離職後は、犬好きが高じてドッグランを経営されていましたが、
        東北大震災により、広大な土地を仮設住宅に提供され廃業。
        現在は、自宅でペットホテルと犬の躾教室をされています。
        
        自分の体の事を考え荒れた時期が有ったと壊述されていますが、
        同じ病室に筋ジスの患者さんから言われた一言に目が覚めた。
        「僕には、生きる日にちが限られているけれど、貴方にはまだまだ先がある」
        そんな話をPCで会話をしながら、逞しく生活を送っておられる「おじん」に拍手。
        
        「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」
         山本五十六の名言を、おじんは心に刻んでいるのです。
         
         片道1,000kmだけど、いつかリラを連れて必ず会いに行きます。

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by kazewokiru | 2017-05-16 12:15 | 人間観察記 | Comments(4)
         家内の心の友フミちゃんは、当ブログに何度か登場頂いております。
         否が応でも月日は流れ、、、ご主人を見送られ早や3年が過ぎました。
         こちらに居られるお母さんの元へ今年2度目の帰省中です。

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        フミちゃんの好きな焼肉を囲んだ後、お決まりのカラオケに同伴しました。
        お酒が進むにつれ早世されたご主人の思い出話に盛り上がります。
        世の中の難題に、独りぼっちで立ち向かうのが辛い時があると零しています。
        それでもこの気楽さは何物にも代えられないと言えるようになった。(笑
        もう後戻りが出来ないやるせなさは、痛いくらいに伝わって来ます。
        
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  ご主人は長らく単身赴任を繰り返し、その職責から解かれた後に早期退職をされています。
  ようやく我が家で悠々自適の生活に入った矢先の出来事でした。
  その事実を受け入れるのに1年余りを要したと言う。胸中を他人が計る事は許されません。

  人の数だけ有る人生模様。だんだん歳を経るにつれ身近にも多く見聞きするようになりました。
                     
                           ▼今朝の散歩道。吐く息が白い。
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by kazewokiru | 2015-11-28 14:40 | 人間観察記 | Comments(6)

ユキちゃんと立ち話

         目の前の公園の紅葉が進んできました。
         店内からカメラを向けているとユキちゃんが通りました。

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       ユキちゃんご家族は、彼女が小学校の頃からのお客様です。
       ひ弱でやや決断力に乏しそうな印象は子供の頃から変わらない。
       
       今は一児の母で、近くにある小学校のオープンスクールの帰りでした。
       「男の子は、何をしてるのか分らない」の会話から立ち話が始まりました。
       
       「40歳を過ぎると、親の気持ちがとてもよく分かるようになった」
       「50過ぎたらもっと分るよ。その頃には自分の老い先もボンヤリと意識するようになる」
       近くに居られるご主人のご両親、自分の両親との接し方、、、その他。
       小学校に通ってたユキちゃんと、もうこんなディープな話をするようになったとは。
       父親目線で話し込んでいたけれど、昔のイメージが払拭され妙な安心感を得る。

       「昔、おばさん(家内)に会ったのは、おばさんが今の私の年の頃。お元気ですか?」
       「あぁ、、親の世話と孫の世話と犬の世話で動き回ってる。今頃は狭い庭の手入れ」
       「おじさん、いつまでもお元気でお店やっててね。また来るわね」
       立ち話の終盤、娘目線に変わり行く心遣いに気付かされました。

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by kazewokiru | 2015-11-05 12:56 | 人間観察記 | Comments(2)

本業はバイク屋さん

      半年前から廃車の回収をNさんにお任せしています。
      毎週金曜の朝10時過ぎ、時間通りにきちんと来店下さり、とても助かっています。
      
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    Nさんの本業はバイク屋さんですが、店の経費と従業員の給料を捻出するのに四苦八苦とか。
    本業の他に廃車の回収とパソコンのメンテナンス業も兼ねておられます。
    
    お若い頃からバイクが好きで、10年間バイクショップでノウハウを学び、
    7年前に自前の店をオープンしましたが、曰く「経営は難しく 思うように事は運ばない」
    真面目で物腰も柔らかく、商売人として申し分のないお人柄とお見受けするのですが。
    Nさんと話していると歯痒く、いつもの『余計なお世話』が、ついつい湧き出て来ます。

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by kazewokiru | 2015-08-08 09:00 | 人間観察記 | Comments(2)

立派になった

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  大きな会議があって、3年ぶりにS君が来阪。ちょうど相談事もあって良いタイミングでした。
  最寄りの駅まで迎えに行き、いつものイタリア料理店で食事をしました。

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     S君は医者になって18年。専門医から指導医になっています。
     彼が、中学生の頃からずっと懇意にしており、
     自らの強い意志を貫いて医学部に入り、今日に至った経緯を知っています。
     子供の頃の面影を残しつつ、風格を感じさせる立派なお医者さん。

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     「離れていても、お二人の主治医だと思っていますから」
     いつも私達夫婦の事を何かと気遣ってくれます。
     その昔、「娘を貰ってくれないか?」と、半分本気で頼んだ事もありました。

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     外来での診察、入院患者の診察、夜間の救急診療、地域住民に対して講演活動、、等々、
     医者として脂の乗り切った年齢に加え頼もしく悠々と話す口調に、嬉しくなった。
     2時間程しか会えませんでしたが、来春に彼の元を尋ねる約束をしてお開き。

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by kazewokiru | 2015-05-28 11:12 | 人間観察記 | Comments(2)

お元気な高齢者

   85歳になられるご主人を支えながら82歳の奥様は、草花のお手入れに余念が無い。
   朝6時前起床、近くの公園でラジオ体操。週1日はヨガ教室。この生活は30年来変わらない。

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   美容室を経営している友人W君が言うには「お客さんの年齢層は、店主の年齢に相応しい」
   最近、特に感じるようになりました。以前と比べて、ご高齢のお客様が多くなったこと。
   80歳を超えて自転車に乗られるのはお元気な証。当店、最高齢のお客さんは94歳男性です。
   
   高齢者の方と話をしない日は、まずありません。毎日、同じ方が来店される訳でもありません。
   戦争体験記、過去現在の病気、連れ合いとの馴れ初め、趣味、現職時代の話、多岐にわたります。
   以前に伺った話を初めて話されるような方もおられますが、「年寄り笑うな」です。
   適当な画像がないので、たった5分ほどの間ですが、道行くご高齢者の後ろ姿を追いました。 

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   リタイア後、自称「百姓」に転身。野菜を届けて下さる剣道師範のK翁は筋金入りの86歳。
   毎朝6時過ぎから自転車に乗って貸農園まで30分。今日は、早取りの玉葱を頂戴した。

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by kazewokiru | 2015-04-24 10:49 | 人間観察記 | Comments(4)

小橋先生の思い出

昨日、日頃懇意にしている 近くの中学校の校長が来店し「小橋先生が、先程亡くなられたようです」と、連絡を受けました。一瞬、何の事を言っているのか 頭の中の整理が付きませんでした。
小橋先生の事は、度々ブログに記しています。
高校卒業以来、お目に掛る機会を得ませんでしたが、ある日、当店の前を見覚えのある後ろ姿。
右肩を少し傾けて通り過ぎる所を見つけ「小橋先生!」と、声をお掛けしたのが7年近く前の事。
それから度々、ご来店を頂いていました。
闘病中の昨年も 奥様とご一緒に来店され 抱き合ったのが嘘のようです。

同一校で38年間、勤務の後、青少年補導をされていた頃にお目に掛かり「非行少年にも夢はある」と、
昔のような熱い眼差しは少しも変わっていませんでした。
その後は、大阪府立島本高校硬式野球部監督として活動され同校のHPには「卒業・・・みんなに感謝」の表題で、最期となった記事が記されています。
mixiでは、闘病生活を記され その都度コメントをさせて頂いておりましたが、1週間ほど前の記事に対するコメントが無く、その内にコメントを付けられるだろうと、思っていた矢先の事でした。

小橋先生には3年間 ご指導を頂きましたが、年数以上にどっしりとした中身を今も感じています。
大人の意見等 聞く耳を持たない多感な時期でしたが、目線を同じく接して下さった先生には 
誰もが胸襟を開き接していました。同窓生と集う時、先生方の話題になると 先ず「小橋先生」でした。

    小橋先生の訃報はネットでも報じられていました。    ご冥福をお祈り致します。

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by kazewokiru | 2015-02-19 16:11 | 人間観察記 | Comments(2)

勢朝師匠、、突然ご来店

    桂勢朝師匠には、もう何度も登場して頂いています。昨晩、閉店間際にビックリしました。
    米朝師匠のお宅へ年末のご挨拶の帰り、寒い中をわざわざお立ち寄り下さいました。

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    いつものようにカメラを向けると、急に芸人魂が湧き出し両手を広げておどけられます。
    師匠宅での内弟子修行を終えられ、当店の近くに移り住んでおられた頃からのお付き合いは
    30年近くにもなります。生真面目で律儀な気性は昔から全く変わらない。
    長い間ぶれる事無く、体一つ口一つでしぶとく頑張っている桂勢朝師匠です。

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by kazewokiru | 2014-12-17 09:08 | 人間観察記 | Comments(9)
様々な方と日々接する中でホッホ―と関心を抱く事が、稀にあります。趣味は、人間観察。
この人が、何故、今に至ったのか?どのような事がきっかけで?単にミーハーだけかも知れませんが。
連日「格闘家」のお客さんが、来店しました。一人は、時々来るH高校相撲部のA君。126Kgの巨漢。

「前よりちょっと太ったかな?確か116Kgと言ってたけど」「おじさん、よく覚えてますね」
「おじさんの誕生日と同じ体重やったから」「最近の成績は?」「国体で予選負けでした」
「逸ノ城は強いなあ、、直ぐに横綱やろ。外国人力士ばっかりやけど」「それは無理やと思います。二場所続けて優勝は難しいです」「プロの力士に稽古つけてもらった事はあるの?」「はい。一度だけあります。序の口の力士さんでしたけど、全く動きませんでした」「う~ん、君が、押しても動かんか・・・」


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ちょっと猫背で両肩が内側に入って鼻が見事に潰れている。
「君はボクシングしてるの?」突然の問いかけに、はにかみながらも驚いた表情。
「はい。ボクサーです」「ボクサーと言う事はプロなの?」「はい。プロボクサーです」「へぇ~」
「僕の事、覚えてませんか?昔、自転車を買いに来ました」


彼の自転車を直しながら興味津々で、短時間に質問攻めをしました。
●高校3年生の時にプロに転向●井岡の甥っ子「井岡一翔」と10R判定負けで日本ランキング入りを逃す●60Kgから10Kgの減量が最も辛い●試合中は興奮しているのでパンチを食らっても痛さは感じない
●ボクシングだけで飯は食えない●現在は、会社に勤めながら週5日ジム通い●体脂肪率一桁


中学校の時、何気なくボクシングの試合を見ていて「ボクシングがやりたい」と単純な動機で始める。「そんなに簡単な事で成しえるスポーツではないですけど」とても内気で大人しく謙虚な印象。
帰り際に握手をすると「おじさん、大きな手ですね」と笑った。まだまだ夢は諦めていないと言うH君。

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by kazewokiru | 2014-10-17 10:10 | 人間観察記 | Comments(2)
男性2人が来店。僕より明らかに年上の雰囲気があったけど、お年を伺うと僕より2歳下と9歳下。
『袖振り合うも多生の縁』 猛暑日で汗をかいておられたので店で休憩して頂きました。
元々金融関係で長年に渡り第一線で営業をしておられたので、話し言葉はとても丁寧で滑らかです。
お一人はリストラ、お一人は家庭の事情で退社され、現在のお仕事に再就職をされています。
第一次オイルショック後に金融界入りし、その後のバブル期、バブル崩壊、リーマンショックを経験した金融マンならではの話には説得力があり、興味深く聴き入りました。
ずっと金融のお仕事に身を置かれ何か一言聴かせて欲しいと申しますと、お二人と僕と全く同じ答え。
「世の中に上手い話はない。地道にコツコツ。これしかないですわ」
「初めての訪問先、初めてお目に掛った方とこれだけ深い話をさせて頂いたのは初めてです」
営業に来店されたので話をするのが仕事ですが、男同士で、なかなか1時間は持たないでしょう。
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by kazewokiru | 2014-08-05 14:53 | 人間観察記 | Comments(4)

特技「余計な一言」      職業「街の自転車屋」since1985


by kazewokiru