2011年 03月 22日
『兄ちゃん 笑ってよ』
●震災以来12日目朝刊の一面に以下の
記事と写真が掲載されています。
兄ちゃん 笑ってよ
「東日本大震災で多くの死者を出した岩手県陸前高田市。避難所となっている市立第一中学に21日、津波に襲われ亡くなった男子高校生の遺体を乗せた一台の車が到着した。ドアを開け、遺体の顔を見た弟は大声を上げて、母の胸で泣き出した。」
(記事のまま)
弟の頬には一筋の涙が伝い、気丈にも母親は、泣き叫ぶ弟を抱きしめています。
カメラマン自らの気持ちを封じ込めたであろうこの一枚のショットは、被写体の向こう側にある読者に伝える媒体として、憎いまでに胸を突く辛い現実を表しています。
震災発生以来一週間で日本赤十字社には233億円の義援金が集まっているとの報道がなされています。お金や援助物資だけで被災された方々の心を動かせるものでない事は誰もが承知をしている。被災者の方々の心情を安易に語ってはならないと思う。
記事と写真が掲載されています。
兄ちゃん 笑ってよ
「東日本大震災で多くの死者を出した岩手県陸前高田市。避難所となっている市立第一中学に21日、津波に襲われ亡くなった男子高校生の遺体を乗せた一台の車が到着した。ドアを開け、遺体の顔を見た弟は大声を上げて、母の胸で泣き出した。」
(記事のまま)
弟の頬には一筋の涙が伝い、気丈にも母親は、泣き叫ぶ弟を抱きしめています。
カメラマン自らの気持ちを封じ込めたであろうこの一枚のショットは、被写体の向こう側にある読者に伝える媒体として、憎いまでに胸を突く辛い現実を表しています。
震災発生以来一週間で日本赤十字社には233億円の義援金が集まっているとの報道がなされています。お金や援助物資だけで被災された方々の心を動かせるものでない事は誰もが承知をしている。被災者の方々の心情を安易に語ってはならないと思う。
by kazewokiru
| 2011-03-22 21:57
| 日々の雑感
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