人気ブログランキング | 話題のタグを見る

風を切る

kazewokiru.exblog.jp
ブログトップ

難儀な性質(たち)>また言ってしまった、、

●昔の人は何故「敷居を踏むな」と言ったのか?日本には、面倒な礼儀作法があります。大正から昭和初期の親に育てられたので否応なく身に染みているマナーが幾つかある。
難儀な性質(たち)>また言ってしまった、、_c0066514_15344074.jpg
調べてみると『敷居を踏んでいるとふすまや障子の立て付けが悪くなったりするばかりでなく、長い年月の間には建物自体が歪んでしまう惧れがあるからです。そもそも、日本家屋はキチンとメンテナンスをすれば、100年以上の耐久性がありますから、代々に亘って暮らせるように行儀作法として「敷居を踏むのは、その家の主の頭を踏むようなものである」などとして戒めて来たものです。同様に、畳の縁(ヘリ)も傷みやすいので、踏まないのが作法です。』単なる言い伝えだけで、本来の意味が分からなく注意するのは説得力に欠けますし、先方に一言添える(要らん世話)意味でも学習しておく必要があります。
近年、民営化された新人さんが暑中見舞い葉書をセールスに。「おい!敷居を踏むな!」お気の毒に葉書を勧めるどころではなく何も言えずに立ち去りましたが、おそらく当分は忘れないのでは。最近、住居の建具等は、アルミサッシが殆んどですし立て付けとか敷居とか畳の縁とか、若者の辞書には載ってないでしょうが、不変的に駄目なものは駄目。
by kazewokiru | 2010-06-29 16:04 | 日々の雑感 | Comments(0)

特技「余計な一言」      職業「街の自転車屋」since1985


by kazewokiru